伏木海上保安部交通課より注意喚起
救命胴衣 至急点検を!
令和3年8月7日、伏木富山新湊区内で船舶から海中転落し、転落者が死亡する事故が発生しました。事故の原因は調査中ですが、「膨脹式救命胴衣」を利用している方は、次のとおり至急点検を実施し、安全であることを確認してください。
●点検すべき事項
①救命胴衣を膨らませるガスボンベが取り付けられているか⇒ガスボンベが無いと、救命胴衣が膨らみません。
②ガスボンベを外してみて、ボンベに穴が開いていないか⇒穴が開いているものは使用済みであり、ボンベ内にガスが入っていません。
③ガスボンベが錆びていないか⇒ガスが漏れていたり、爆発する可能性があります。
④カートリッジは古くないか⇒古いものは正常に作動しない可能性があります。
⑤救命胴衣に傷はないか⇒穴が開いているとガスが漏れます。
⑥ベルト・バックルの損傷⇒正常に体を保持できない可能性があります。
●異常があった場合の措置
・直ちに、その救命胴衣の使用を止め、点検・交換等を行ってください
●膨脹式救命胴衣の点検方法
日本小型船舶検査機構HPに詳細が掲載されていますので確認ください。
https://jci.go.jp/jikomanual/pdf/bouchou_lj.pdf