メンテナンス講座
プロペラのメンテナンス
プロペラはボートにおいて唯一、動力を推進力(スピード)に変えるものです。車のタイヤと同じですね。
もし車のタイヤがパンクしてたり、釘刺さってたり、まして左右サイズ違ったりしてたら大変危険ですし、不安ですよね?
プロペラも同様です。実は非常にデリケートで、新品時の状態が正常で、それ以外(曲がっている、欠けている)は全て悪い方向にしか影響しません。 ←走りや燃費に相当の影響が出ます。
大型艇のブロンズ製プロペラ、ステンレスプロペラ等以外はコスト面から考えても破損時は要交換修理となります。
| 色々なプロペラの状態 | |||
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| フジツボ付着 × | 古くなってもちゃんと塗料にて補修がしてある ○ | 3枚とも曲がり、タイヤならパンク同然ですよ × | マリーナで一番美しかったプロペラ ◎ |
オイルメンテナンス(ギヤオイル交換)
大切なメンテナンスです。 車にたとえるとミッションオイル交換やオートマチックオイル交換の様なものですが、最近の車はほとんど変えませんね。 車検時でも変えない場合が多い。
しかし、船の場合は違います。ギヤオイルは半年交換(最低でも1年交換)してください。
何故か!? それは 常に水中で作動しているギヤ部には水が混入する可能性が多いからです。
「ギヤオイルを抜いてみたらオイルじゃなく水が出てきた」なんて事がよくあります。
ギヤオイルの状態を確認する意味でマメに交換、もしくは目視による点検が必要です。
よくオイル交換のタイミングは運転時間を挙げて薦められますが、現実にはレジャー船の運転時間は短くなかなか交換されません。
運転時間にとらわれずマメにチェックする事で重大なトラブルを防げます。
船底のメンテナンス
「船底」(レジャーボートでは水に浸かっている部分全てを含めて)のメンテナンスとは清掃、塗装などです。
穴あきや、ヒビ割れは問題外ですが通年のメンテナンスとしては、フジツボや、藻など付着物の清掃、付着防止の為の塗装です。
船底が汚れる事によって発生する害は予想以上に大きいです。
半年から1年に1回は清掃、塗装してください。
船底の塗料は必ず「船底塗料」を使用してください。
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船底の汚れによって発生する悪影響 船底の汚れが及ぼす悪影響 |
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|---|---|
| ①スピードの低下 | 付着状態によってはエンジンが故障したと誤解されるくらい低下します。 |
| ②燃費の低下 | ボートの燃費というのは車と違い正確には分かりにくいものですが2倍、3倍悪くもなりえます。 せっかく最新の低燃費エンジンを搭載していても意味がありません。 |
| ③プロペラ空転の発生 | こちらもエンジンの故障か!?と勘違いされるほどの異常な症状が出ます。 |
| ④オーバーヒート等重大な故障 | エンジン冷却水取り入れ口の目詰まり等が原因でのオーバーヒート |
| ⑤魚探の性能の低下 | 付着物により超音波が減衰、気泡による雑音が発生。 魚探の性能(出力○○キロワット)ばかり気にするより船底掃除してください。 |
船底の掃除はボートオーナーとしては基本的な事です。汚れた船底の船にいつまでも乗っているのは錆びた包丁で料理をしているか様に恥ずかしい事のように感じます。
ボートとは、まだ乗り物というより、高級なスポーツ用品の様に感じております。釣り道具、スキー用品、ゴルフ用品どれも好きな方は常にメンテナンス、清掃、より良い部品への改良などしていませんか? メーカーは一生懸命「ただの乗り物」に近づけてはいますが、今はまだ「手入れの必要な、手のかかるスポーツ用品」の様に感じます。
海水ポンプのメンテナンス
レジャーボートの場合、ほとんど全てのエンジンにゴム製のインペラが使用されています。
インペラとは →エンジンを冷却する為の海水をくみ上げる羽根 非常に重要なパーツです
①海水ポンプ内のインペラの交換は1年ごと、最低でも2年ごとには交換する。
②海水ポンプより海水が少しでも漏れ出してないか点検する。
台車のメンテナンス
ボートばかりに気が取られがちですが台車のメンテナンスも必要です。
①キャスター部へのグリスアップ
②錆び落とし及びタッチアップ塗装
③船底接触部分の補修 など









